住民向けの説明会では、倒壊のおそれがあるなど危険な建物については、所有者の意向を確認した上で解体を進めたいとする一方、安全が確認できた建物は住民に戻ってもらうようにしたいとの考えを示しました。
先月26日、広島市西区福島町で地下の掘削工事をしていたところ道路が広い範囲で陥没し、周辺の建物12棟が傾くなどの被害が出て、少なくとも24世帯44人が近くの公民館やホテルでの避難生活を余儀なくされています。
市や受注業者は6日、住民向けの説明会を開き、避難を呼びかけている現場から半径50メートルの範囲にある建物について、立ち入りの危険度を「危険」「要注意」「調査済」の3段階で判定する調査を行ったことを報告しました。
市によりますと、調査を行った27棟のうち9棟を「危険」と判定したということです。
説明会で受注業者は、今後の詳細な調査を踏まえ、地震で倒壊のおそれがあるなどの危険な建物については、所有者の意向を確認した上で解体を進めたいとする一方、「調査済」とした建物については、安全が確認されれば順次、住民に戻ってもらうようにしたいとの考えを示しました。
説明会で住民からは「十分な説明を受けておらず、今後の生活の見通しがたっていない。生活の実情に触れて、丁寧な対応を続けてほしい」などという声があがっていました。
広島市の道路陥没事故 市などが9棟を「危険」と判定
時間: 06/10/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1461
推奨
- 官報の印刷用紙入札で談合 3社に課徴金納付など命じる 公取委
- 保育園職員健康診断で性的写真撮影しようとした疑い 医師逮捕
- 労働保険料申告 電子化も書類郵送続け年8000万円余 余分に支出
- 新潟 小学生3人車にはねられ2人大けが 車運転の88歳容疑者逮捕
- 選挙運動めぐり告発 自民 秋葉賢也衆院議員不起訴 仙台地検
- “性的マイノリティーへの差別のない社会を” 渋谷でパレード
- 秋田 能代 広場で花を見ていた70代の男性 クマに襲われけが
- 教員不足 全国の公立の小中高で約4000人に 教職員組合の調査
- 広瀬めぐみ議員の公設第一秘書 “妻の秘書給与 議員に渡した”
- 「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産の国内候補として推薦決定