8日東京地方裁判所に提出された訴状によりますと、20代の女性は3年前、都内のエステ店で医師免許を持たない人から「HIFU」の施術を受け、左足にやけどを負ったとして、経営する会社に慰謝料など400万円余りの賠償を求めています。
原告の女性は都内で会見を開き、「治療に2年ほどかかり、今もやけどの痕が残っている。友人と温泉などに行った時に聞かれたり、着替えの時に目に入ったりするので、当時のつらい気持ちを思い出します」と話していました。
消費者庁によりますと、「HIFU」は専用の機械で皮膚に超音波をあてて加熱する技術で、肌のたるみやしわの改善、痩せるなどの効果があるなどとされていますが、施術を受けた人からやけどや顔のまひ、急性白内障などになったという相談も相次いでいます。
こうした事態を受けて厚生労働省はことし6月、施術には医師免許が必要で、違反行為には速やかな指導を行うように促す通知を都道府県に出しました。
原告側によりますと、医師免許を持たない人による「HIFU」の違法性を問う裁判は初めてだということです。
“美容施術「HIFU」でやけど” エステサロン経営会社を提訴
時間: 08/08/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1605
推奨
- SNS通じ投資勧誘 約6億6000万円の被害 詐欺事件で捜査 兵庫
- 遺伝性認知症患者 治療法研究や治験参加へ新しい仕組み始まる
- ホストクラブ問題 東京の160余店舗 営業健全化目指す団体発足
- 7年前の6人死亡のアパート火災 元入居者を放火容疑で逮捕 福岡
- 東京 狛江 住宅で84歳妻が首など刺され死亡 88歳夫を逮捕
- 鹿児島 住宅全焼の火事で2人死亡 70代の夫婦と連絡取れず
- 岐阜 揖斐川町 釣りをしていた男性クマに襲われ顔などに大けが
- 軽井沢スキーバス事故8年 遺族 国 バス業界らの意見交換会
- 高級ブランドの偽物販売か 64歳露天商を書類送検 東京 葛飾区
- 大分 国東 台風で橋一部崩落 孤立の住人「早く通れるように」