「節分」は「立春」の前日とされていますが、今月、官報に掲載された来年の「暦要項」では、地球と太陽の位置関係などから「立春」が2月3日と定められ、「節分」は例年より1日早い2月2日となりました。
1年は365日ですが、地球が太陽の周りを公転する周期は365日よりわずかに長いため、「立春」と決められた位置に到達する時刻は毎年少しずつずれていきます。
現在の暦では、基本的に4年ごとに「うるう年」を設けてずれを調整していますが、それでも完全にはなくならないため、来年の「立春」が1日早まり、それに伴い「節分」も早まるということです。
「節分」は再来年はまた2月3日に戻りますが、およそ30年後の2057年と2058年には2年連続で2月2日になるなど、今世紀の末にかけて1日早まる頻度が高まる傾向にあるということです。
「節分」が1日早まった2021年には、日付を間違えて2月3日を「節分」と記載したカレンダーもあったということで、国立天文台暦計算室の担当者は「季節の分け目である『節分』は地球と太陽の動きで決まるので、時刻が動いていくのが普通のことです。来年は日付が変わるので注意してもらいたい」と話しています。
節分 来年は1日早まり「2月2日」に 地球と太陽の動きで暦ずれ
時間: 03/02/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1128
推奨
- 自転車の小学生 ダンプカーにはねられ死亡 会社員を逮捕 横浜
- 不動産コンサル会社社長ら再逮捕 銀行から約2億7000万円詐取か
- 警視庁 小島警視総監「能登半島地震 最大限の取り組み全力で」
- 不登校に関する全国調査 回答方法を見直しへ 文部科学省
- 【石川 交通影響】高速道路・鉄道・バス・航空(28日16:00)
- 高額請求や売春強要 ホストクラブ問題の対策検討会議始まる
- 宮崎 綾町の川で遺体発見 川遊びで不明の男性か
- 輪島 地震で亡くなった親子 1か月たっての葬儀 別れ惜しむ
- 岡山県精神科医療センター サイバー攻撃で約4万人の情報流出か
- 5月の有効求人倍率 全国平均1.24倍 前月を0.02ポイント下回る