岡山 夫婦殺傷事件 逮捕の知人“長男から両親殺害依頼された”

先月2日、倉敷市玉島の住宅で会社経営の問田正さん（57）と、50歳の妻が血を流して倒れているのが見つかり、問田さんが死亡し、妻も大けがをしました。

警察は妻への殺人未遂などの罪で逮捕・起訴された
▽夫婦の長男で会社役員の問田直孝容疑者（29）と
▽その知人で岡山市の自営業、村上航希容疑者（26）を
問田さんの胸を包丁で突き刺すなどしたとして、殺人の疑いで再逮捕しています。

事件当時、直孝容疑者は現場におらず、住宅内で待ち伏せていた村上容疑者が実行役とみられ、警察は2人が共謀したうえで、問田さんを殺害したとみて捜査していますが、調べに対し村上容疑者が「直孝容疑者から両親の殺害を依頼された」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

警察は、実行役の村上容疑者が金銭的な見返りを約束されていた可能性があるとみて詳しく調べています。

捜査関係者によりますと、直孝容疑者は調べに対し容疑を否認しているということです。