出版大手、KADOKAWAの元会長、角川歴彦被告(81)は、東京大会のスポンサー選定で便宜を受けたことの謝礼などとして組織委員会の元理事高橋治之被告(80)に合わせて6900万円余りの賄賂を渡したとして贈賄の罪に問われています。
8日、東京地方裁判所で開かれた初公判で角川元会長は「全く身に覚えのないことであり、私は無実だ。私の意思1つで会社の方針を決めることはできないし、犯罪に手を染めることなど到底できない」と述べ、無罪を主張しました。
また、「よわい80になろうとしていた私は、推定無罪にもかかわらず226日間も病気に冒されながら独居房で拘禁された」と述べました。
検察は冒頭陳述で「スポンサー契約の見返りとして高橋元理事側に7000万円を支払うことについて説明を受け、了承した」と主張しました。
一方、弁護側は冒頭陳述で「決裁権限を持たず報告ラインにもいない元会長にリスクの情報が伝わる状況自体、存在しなかった」などと主張しました。
東京五輪汚職事件 角川元会長 初公判で“私は無実だ”
時間: 08/10/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1432
推奨
- 関東大震災 さいたま市で朝鮮人犠牲者追悼式 知事が初の追悼文
- 横浜市 小児がんの子ども支援 メタバースで交流 試験的実施へ
- 後期高齢者医療制度 保険料の全国平均が初の月7000円超見込み
- 栃木遺体遺棄 血痕確認の都内住宅“指示され知人2人に伝えた”
- 青森 船から乗組員4人転落死亡事故で海に沈んだ漁船引き揚げ
- 大学入学共通テスト始まる 被災地の受験生「不安だった」
- イベント中に自作の装置破裂 1歳女児と男性けが 香川 さぬき
- JALの子会社 羽田空港制限区域内での車運転試験で国の規程違反
- 横断歩道の白線 コスト削減などで90cm間隔も“認識しづらく”
- 定額減税 給与明細に所得税の減税額を明記 企業に義務づけ