東京 八王子市の精神科病院「滝山病院」では、去年2月、入院患者への暴行事件が発覚し、その後、病院は改善計画を提出したものの、都から再発防止への取り組みが十分ではないなどと指摘されました。
これを受けて、ことし1月、医療体制の管理や見直しを怠っていた当時の朝倉重延院長と朝倉孝二理事長の責任は重大だとして、2人が辞任することなどを盛り込んだ計画を再提出していました。
病院はホームページで、8月31日に院長と理事長が辞任し、9月1日、新たに東京医科大学八王子医療センターの工藤龍彦元センター長が院長兼理事長に就任したことを発表しました。
朝倉前院長は、長らく務めた親のあとを引き継いでいましたが、今回は親族以外の就任となっていて、病院は今後、新たな体制で再建を進め、再発防止や改善に取り組むこととなります。
病院は「被害に見舞われた患者様およびご家族の気持ちを第一に考え、これまで以上に寄り添い誠実に対応したい」としています。
また、病院を監督する都は「滝山病院による自律的な取り組みが着実に進むよう、立ち入り検査などで確認し指導を続けていく」としています。
入院患者暴行の精神科「滝山病院」院長ら辞任 新体制で再建へ
時間: 02/09/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1639
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