このツアーは、世界の若者たちに原爆の被害の悲惨さに触れてもらい、核兵器のない世界の実現について考えてもらおうと、国連で軍縮を担当する機関などが日本政府の資金をもとに初めて開きました。
世界37か国の大学生などおよそ50人の若者が5日間の日程で長崎と広島の被爆地を訪問する予定で、初日の26日は被爆者の三瀬清一朗さん(89)が、原爆が投下された当時の悲惨な体験を英語で説明しました。
三瀬さんが「平和は人類共通の世界遺産だ」と締めくくると、若者たちから大きな拍手が送られました。
このあと、若者たちは市の中心部にある平和公園を訪れ、献花をして原爆の犠牲者を悼みました。
また、公園の近くにある原爆資料館も訪問し、原爆がさく裂した午前11時2分で止まった時計を見学するなどして、被害の悲惨さに思いをはせていました。
原爆資料館を見学したパキスタン出身の大学生は「資料館を見て回ることで、いかに人間がもろいものなのか、そして核軍縮を訴えることがいかに大事なのか気づかされた」と話していました。
世界の若者 核兵器のない世界の実現考えるツアーで長崎へ
時間: 26/08/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1630
推奨
- 東京 国立のマンション解体始まる「富士山の眺望」で事業中止
- 東海 四国で38度予想 30日も東日本と西日本を中心に気温上昇
- トヨタ子会社の元社員逮捕 架空の作業代金請求で1.6億円詐取か
- 青森 三沢 道路脇の小屋に車が衝突し炎上 2人死亡
- 群馬 家族3人死亡事故 危険運転致死傷適用求め 遺族が要望書
- 損保大手事前調整問題 計約19億円の課徴金 公取委
- SNSで中傷投稿 名誉毀損などで逮捕の女性教諭 不起訴 千葉地検
- 大阪・関西万博 実物大のガンダム像展示へ バンダイナムコHD
- 栃木 那須町 遺体遺棄事件 28歳容疑者「被害者夫婦知らない」
- お盆休みの国際線利用者数 コロナ禍前の8割余に回復 成田空港